ミカタカフェのコミュニティスペースでは、大崎上島町の小学生を対象とした食育プログラムが大きく2つ行われています🍙
1つは大崎上島町食育プログラム・SHIMAしまごはん👩🌾
昨年度から小さく始まったこのプログラムは、今年度から大崎上島町の事業としてミカタカフェで実施しており、「地域や食材と出会い学ぶ体験型プログラム」と「つくる食べるつながる学生キッチン」の2つのコースがあります🌿
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大崎上島だからつくることができる「食を通して、地域で学び、地域を学ぶ原体験」。
小学生の頃に、島の生産者の方々と過ごした時間や、そこで触れた想い、自分たちの手で収穫したたべものを一から調理してみんなで囲んだ食卓の時間の記憶。
大人になった頃、そういう時間や体験を“地域”の景色の一部として思い出してもらえるような教育を、島の子どもたちに手渡すことができたら。
そんな想いから、大崎上島町食育プログラム・SHIMAしまごはんが生まれました。
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地域や食材と出会い学ぶ体験型プログラム6月のテーマは「T-Farmさんと養蜂」🐝
大崎上島で柑橘農家を営みながら、養蜂にも取り組まれているT―Farm谷口さんを講師にお招きし、採蜜体験や搾りたての蜂蜜を使ったスイーツ作りを行いました🍯🍮
子どもたちのすぐ身近にある、商品としての「蜂蜜」。
そんな蜂蜜ができるまでに蜂たちがどんな働きをしてくれているのか、養蜂農家さんがどんなふうに蜂蜜を作っていらっしゃるのか、難しい内容も優しく噛み砕いて、丁寧にお話いただきました。
初めて触れる養蜂のお話を前に、気づいたら子どもたちは画面の周りに大集合していたり、蜂の図鑑を読みあさったり、みんな夢中です。
そして、6月の「つくる食べるつながる学生キッチン」では、地元の高校生たちが「海星バーガー」をテーマに、プログラムをデザインしてくれました。
あるようでなかった、高校生が先生となり小学生に届ける学びの時間。
彼女たちが日常を通して出会った事業者や食材のこと、地域のことをクイズを通して子どもたちに伝えてくれました。
プログラムの後半は、大崎上島の食材「文田しいたけ」を使ってハンバーガーを作り、みんなで食卓を囲みました🍔
「つくる食べるつながる学生キッチン」では、
包丁の握り方も、高校生活も、地域のかっこいい大人のことも
おいしいものをつくりながら食べながら、
全部、高校生たちが教えてくれます。
さらに、ミカタカフェではSHIMAしまごはん以外に、もう一つの食育プログラム「モリウミアス食育プログラム」が行われています。
毎月、四季折々の食材を宮城県石巻市からお送りいただき、参加者である子どもたちと一緒に五感を使いながら、食材や地域の物語、それらを取り巻く自然の循環について学び、実際に調理を行い、最後にはみんなで料理をいただく、海にスポットをあてたプログラムです🐟
オンラインアプリ「ZOOM」を使って現地と繋げることで、石巻市の漁師や農家、シェフやアーティストなどスペシャリストにも出会うことができ、産地や生産者を感じるコンテンツが準備されています。
今月は「タコのスパイスカレー」を作っていただきました🐙
まるごとのタコを捌いて、スパイスも一から自分たちで調合しました。
こちらのプログラムはMORIUMIUS LEARNING様を講師団体とし、日本財団様のご支援のもと実施をさせていただいています。
このように、ミカタカフェでは今後も、大崎上島の小学生と一緒に、学校や家ではできない体験やチャレンジの機会を作っていくことができたらと思います🌟
1杯のコーヒーでオトナが⼦どもたちを応援できるように、
誰もが誰かのミカタになれるようにと願いを込め、
ミカタカフェと名づけました。
私たちの活動にご賛同いただける皆さまからの温かいご支援をお待ちしております。